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東京都

未知株式会社

代表取締役CEO

下方 彩純

AKIZUMI GEHO

全ての人が輝く世界に変える

FAVORITE

PROFILE

  • 企業名

    未知株式会社

  • お名前

    下方 彩純

  • 生年月日

    1985年1月12日

  • 出身地(都道府県)

    大阪府泉佐野市

  • 出身校

    京都産業大学法学部法律学科

  • あだ名

    あっきー

  • 自分の名前の由来

    彩るように純粋に育ってほしい。

  • キャッチコピー

    全ての人が輝く世界に変える

  • ポテンシャルを秘めた人を一人でも多く大成させること。

  • 社名の由来

    人のポテンシャル箇所=未知の領域だという点から。

  • 人生成分6つのキーワード

    DJ、アパレル、ビジネス、健康、温泉、俊足

  • 部活、特技

    テニス部、クラブ(踊る方)

  • 趣味

    ファッション、ビジネス、音楽

  • 尊敬する人

    渋沢栄一、孫正義

  • 人生のバイブル

    『ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則』『7つの習慣』『最強のNo.2』『サンクチュアリ』『キングダム』

  • テーマカラー

  • パワー飯

    焼き肉,キャベツの千切り,寿司

  • 底力の源

    メンバーの成長

CEO STORY

Q1

あなたを良く知る人物に紹介してもらってください(他己紹介)

共同創業者で執行役員の渡部です。下方さんは、とにかくコミュニケーション力に長けており、その力は営業の最前線で遺憾なく発揮されています。社内でも下方さんがいると場が明るくなることも多いです。また、メンバーへの深い愛があり、どんなメンバーも決して見捨てず、単に上司としてではなく1人の人間として、とことん向き合ってくださいます。それは、創業時に掲げた理念であると同時に下方さんの本質であるとも思っています。幹部の意見だけでなく、いちメンバーの意見にも耳を傾け、忖度なく良いアイディアは取り入れ、そうでない場合は明確な理由とともになぜ採用されないかを教えてくださる印象です。

Q2

上記であなたを紹介してくれた方はどのような存在ですか

共同経営者の渡部さんには、会社の立ち上げから会社の経営に関わって貰っています。私と渡部さんの仕事に対する考え方は面白いほどにシンクロしているので、事業の片腕として、これ以上理想的な人はいません。実は、渡部さんは前職で私の部下でした。渡部さんが仕事で結果を出せずに悩んでいたところ、「やりたい、得意」という仕事をやらせてみると期待していた以上の結果を出して私を驚かせたのです。渡部さんのおかげで、私は適材適所の人材運用が社員を幸せにするということに気がついたのです。この経験をきっかけに、私と渡部さんは「人のポテンシャルを開花させる会社」を創ろうということで意気投合し「未知株式会社」が誕生したのです。

Q3

どんな学生でしたか

大阪出身の私ですが、京都の大学に進学しました。この頃の私はDJで大成することを夢見て、学業の傍らプロダクションに所属して活動をしていました。平日は京都で学生、週末になると大阪のミナミでマイクを握るという多忙ですが充実した日々を送っていました。ところが大学3年になると、DJだけで生活できる人がほとんどいないという現実に気がつき、人生の方向転換を考えるようになりました。DJの他にもアパレルと居酒屋の店員としてアルバイトをし、そこでの経験から、自分でビジネスを立ち上げるのも面白いのではと思うようになりました。就活も終わりの頃には、当時黎明期であったEコマースに関心を持ち、大学卒業後はITベンチャーのフリープラスに入社しました。

Q4

学生時代から社長になるまでの道のり

当時勤めていたフリープラスを退職後、一月経つか経たないかの間に「未知」を立ち上げました。やりたいことの方向性がすでに固まっていたこと、これまで担当していた事業から会社が撤退することも私の背中を押す要素となりました。今でも辞意を告げた時の意表を突かれたような社長の顔が忘れられません。この社長と私は、2人で会社を育ててきました。私が新卒で就職したIT企業での激務に疲労困憊していた時、手作りの名刺を作り「来てくれるのを待っている」とスカウトメールを送ってくれた人です。すでに転職先候補を頭に浮かべていた私にとって、前職の社長の会社は条件的には最悪でした。しかし、社長の熱い思いがこもったメッセージには、条件を上回る魅力があったのです。あの時の社長の思いを生涯忘れることはないでしょう。

Q5

最近感情が動いたエピソード

産業廃棄物処理施設を運営している会社から、イメージを良くして採用力を高めたいという相談がありました。人事の方とお会いすると、開口一番、「うちは3Kのイメージを持たれていて、人が来てくれるような魅力がない」とおっしゃるのです。これでは話が先に進みません。「魅力は絶対にあります」と、悲観的な担当者を前にブレーンストーミングを始めました。すると「子育て世代に働きやすいシフトでママさんに人気の職場である」「人々の生活になくてはならない仕事」といった、内側の視点だけでは見えなかったプラス面が次々と担当者の口から出てきたのです。さらに、ごみ処分施設については外観も設備も近代的でこれまでのイメージを払拭するものであるという外部の「目」からの印象を伝えました。すると、これまでマイナス発言ばかりしていた担当者が「今までそんな視点で考えたことがありませんでした」と、顔を輝かせたのです。「よし、この路線でコーポレートブランドを構築していきましょう」と、話がトントン拍子で進み、依頼主からは大変感謝されました。

Q6

汗と涙の塩(CEO)味エピソード(経営における最大の危機)

事業が軌道に乗り拡大した時、事件は起こりました。会社全体に負のオーラが蔓延し、社長の私ですら出勤したくない状況に陥ってしまったのです。当時「未知」では事業拡大のために新卒、中途採用を含めて多くの人材を採用していました。しかし、新しくメンバーに迎えた人材に会社のビジョンを正しく伝えるという人材管理を怠ったため社内環境を悪化させてしまったのです。この結果、即戦力として採用した中途採用の方も新卒の方も次々と辞めていく事態となり、収拾がつかなくなってしまったのです。

Q7

経営危機をどのように乗り越えましたか

カオス状態になった会社をあるべき姿に戻すため、社員を集めて自分の理念と思いを直接社員に訴えました。「私を信じて、賛同できる人だけついてきてほしい」と、社員の目を見て訴えました。すると不思議なことにぴたりと退職ラッシュが止み、社内の雰囲気も改善していきました。この時、会社運営の要は社員個人のスキルだけでなく社内のコミュニケーションなのだということを痛感しました。結果的には「雨降って地固まる」。この出来事をきっかけに組織力も向上しました。

Q8

社員とのエピソード(名物社員紹介)、社員への思い

副社長の坂元さんは、会社存亡の危機を救ってくれた救世主です。彼の一言が無ければ、私は会社を解散し、今「未知」はなかったでしょう。内部的に壊滅的な状態になっていたあの時期、泥酔した私は深夜に坂元さんに電話して「会社の状態が酷すぎる。会社を潰して新規にやり直したい」と愚痴をこぼしたのです。すると、いつもは私の言うことを黙って聞いている坂元さんが「いいえ社長。ここを乗り越えてこそ、社長は会社を強くできるのです」と言ってくれました。その一言は、酒に飲まれた私の酔いを一気に醒まし、逃げに走っていた私に経営者として今何をすべきなのかを教えてくれました。

Q9

リーダーシップのスタイル

一度会社をカオス状態にした経験から、会社の理念と目標を社員全員に浸透させることの重要さを学びました。自由度を持ちながら働きたいと思っている若者が多いことは事実です。しかし「何がわからないのか」ということを知らずに働いてもらっても、会社が期待する成果を社員が出すことはできません。「未知」では入社3年目まで社員の伴走者として私や幹部が側につき、ビジネスの基礎力がつくまでサポートしています。社員が自走できるようになったら、私たちはブースター役となって社員に戦力として働いてもらうのです。自分でも「おせっかいすぎるかな」と思うくらい社員の指導に力をいれています。

Q10

事業を通して実現したい夢

夢は、世の中の一人でも多くの人のポテンシャルを発見し、それを顕在化して未来の価値をあげることです。人は、それぞれ才能を持っています。ただ、その才能を誰かが見つけ、適切な方法で伸ばしていかなければ、その才能を活かすことはできません。個人の持つ可能性を発掘し、その才能で社会に貢献できる人材を育成する会社を創りたいという思いから「未知株式会社」を設立しました。誰もが持つ才能を顕在化し、それを社会活動にいかすことができれば日本そのもののクオリティも上がります。人の集団である企業もしかりです。企業が持つポテンシャルを発見し、それに価値をつけ広い意味で社会に還元する。この壮大なビジョンの達成のため、私と仲間たちは今日も奔走しています。

Q11

夢を実現するために武器となる社長の強み、こだわり

人の話を「聴く」ことをとても重視しています。依頼人との対話を通じてこそ、「真に必要なニーズ」や相手も気づいていない「ポテンシャル」を知ることができるからです。「聴く」力を磨くための努力は惜しみません。コーポレートサイトは、オフィスのデザインと同様に会社経営にとって重要な要素です。名刺交換をした人と会社のコーポレートサイトの印象がズレると、思うようなインパクトを顧客に与えることはできません。会社のHP作成の話となると費用とイメージの話に始終しがちですが、依頼主との対話に重きを置き、依頼主の話から言語化されていなかった「会社のバックボーン」や「理念」といったコーポレートサイトの骨組みとなる情報を得るのです。そこまで準備をして初めて、コーポレートサイトの作成に着手するので、会社が求めているイメージとそのサイトに寸分の差も生じないのです。

Q12

社会への貢献

事業そのものが社会への貢献であることを目指した活動をしています。性別も学歴も関係ない、履歴書に何が書いてあっても、空白期間が何年あろうと関係ない、人材と個性を尊重した採用システムの普及を目指しています。一人一人が自分の個性と才能をいかすことができれば、世界はもっと住みやすく、輝くものになるのではないでしょうか。我が社の活動が社会を変えるロールモデルになることで、日本という国そのもののクオリティを高める社会貢献をしていきたいと考えています。

Q13

自社の強み、面白い制度

私の会社では、社員から「残業ができない」ことに対して経営陣にクレームが来るというユニークな会社です。嘘のような話ですが、無記名でアンケートを取っても、「残業ができないことがストレスです」、「残業代を撤廃して好きに仕事をさせてください」というような通常では“ありえない”意見が書かれています。このような社員からの「声」は、私自身も予想していなかったのですが、社員が自分の選んだ仕事を自主的に「自分事」として取り組む姿勢に頼もしさを感じています。社長としては、どのように対処しようかと頭を悩ませていますが、笑。

Q14

若者に望むこと、共に挑戦したいこと、メッセージ

人生は有限です。若い人には人生の終焉が見えたとき、納得できる人生を送ってほしいと思っています。新人が入社した際にも「人生をかけて何をしたいのか。それを考えてから時間の使い方を考えてください」とお話しています。私たちは生活のために人生の大半の時間を「仕事」に費やします。その仕事に喜びを見出すことができなければ、働くことに何の意味を見出すことができるでしょうか。私は、事業を通して実現したい夢があり、その夢に共感できる人と仕事をしたいと思っています。若い時から人生を設計し、社会に果たすべき使命を実感してほしいのです。生きがいと趣味が仕事とリンクし、生活の糧を得ることができる。会社をそんな社員で溢れさせたいと思っています。

Q15

家族へのメッセージ(ただし書く時にはぼかすこと)

家族は私の最高の応援団です。平日は仕事で飛び回っていて、親にもほとんど会いに行くことができません。傍から見れば、私の生き方は現代のライフスタイルの主流から外れています。家族よりも仕事優先、仕事中心です。しかし親からは、文句の一つも出てきませんし、むしろ会えばいつも応援してくれます。家族の存在が仕事を上回ることがなくても、それを「よし」として応援してくれる家族にはとても感謝しています。彼らの理解と支援があるからこそ、自分の夢である事業を発展させていくことができるのです。

COMPANY PROFILE

社名
未知株式会社
業種
情報通信
提供価値
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本社
〒531-0071
大阪府大阪市北区中津1-18-18 若杉ビル6階
拠点活動
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採用情報
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