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東京都

川浪国際特許事務所

代表

川浪 圭介

KEISUKE KAWANAMI

事業を通して日本を元気に!周りの人、子供たちに夢を与える!!

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PROFILE

  • 企業名

    川浪国際特許事務所

  • お名前

    川浪 圭介

  • 生年月日

    1973年7月1日

  • 出身地(都道府県)

    神奈川県

  • 出身校

    神奈川県立百合丘高等学校

  • あだ名

    なみさん、あにき

  • 自分の名前の由来

    武将

  • キャッチコピー

    変わった弁理士さん

  • 事業を通して日本を元気に!周りの人、子供たちに夢を与える!

  • 社名の由来

    そのまま

  • 人生成分6つのキーワード

    空手、ハンドボール、トラック運転手、弁理士、家族

  • 部活、特技

    ハンドボール部

  • 趣味

    スポーツ

  • 尊敬する人

    親 井上尚弥、池江璃花子さんなど頑張ってる人

  • 好きな映画

    タイタニック

  • テーマカラー

  • ゲンかつぎアイテム

    赤いパンツ

  • パワー飯

    焼肉、餃子、チャーハン

  • 好きなお菓子

    柿ピー

  • 底力の源

  • カラオケ十八番

    ギンギラギンにさりげなく

  • 苦しいとき励みになった経営のテーマソング

    希望の架け橋 未来へ

  • 自分を動物に例えると

    優しいゴリラ

  • 好きなファッションブランド

    ユニクロ

  • 子どもの頃の夢

    プロ野球選手

  • 生まれ変わったら何になりたい

    もう一度自分かな。

  • 休みの日の過ごし方

    温泉、運動

CEO STORY

Q1

A. あなたをよく知る人物(家族・従業員・友人など)に紹介してもらってください。(他己紹介)

2017年入所のAと申します。
まず川浪さんの誕生日に注目してください。語呂合わせなど365日何かしらの日にあたるものですが、7月1日は「弁理士の日」です。生まれながらにして弁理士になることが運命づけられていた人なのです。仕事面においては、代理人として手を抜くことなく「お客さまにとっての最善+1」の姿勢を崩しません。また、全員で決めた理念を基に、安全衛生の水準向上にも努めてくれていて、少数精鋭体制で大手特許事務所に引けを取らない組織作りを目指し、常に前を向いて突っ走っている人です。

Q2

B. 上記であなたを紹介してくれた方はどのような存在ですか

 Aさんは、私の事務所で代表秘書をしている方です。非常に事務処理能力が高く、私の事務所のバックオフィス業務全般を任せています。Aさんを事務所にお誘いしたのは私で、もともとAさんは私の飲み友達で弟分のような存在でした。そんなAさんが、当時前職の仕事のことで酷く悩み落ち込んでいた時期がありました。見かねた私が「私の事務所で働かないか」と声をかけました。Aさんは期待以上の人材で、事務所に来てからは、前職の経験を活かして経理など「後方支援」の筆頭としてその力を発揮してくれています。今では川浪国際特許事務所になくてはならない重要な存在です。

Q3

C. 事業内容を詳しく教えてください

主に商標権や特許権を、日本だけでなく海外で取得するためのお手伝いをしています。
例えば、洋服屋さんをやるとなると、洋服やアクセサリーのブランド名を考えますよね。そのブランド名を商標登録しておかないと、他の人が勝手に真似して使われてしまいます。また他の人が先に商標登録してしまうと、そのブランド名が使えなくなってしまい事業のブランディングが上手くいきません。そうならないように、商標権や意匠権を取得するお手伝いをしています。
また、すっごいアプリを開発して爆発的に売れたとします。そのすっごいアプリの技術について何も保護していないと、誰でも真似できて独占的に販売できなくなってしまいます。そうならないように、その技術について特許権や実用新案権を取得するお手伝いをしています。

Q4

D. どんな学生でしたか

 弁理士を目指したのは大学生の頃からです。実は私の父親も弁理士なのですが、父からは一度も跡を継ぐように言われたことはありません。弁理士は志望者、合格者とも理系出身が7割を占める理系最高峰の超難関資格です。私は大学では文系の法学部に進学したのですが、弁理士になると決めたその日から、弁理士の資格予備校に通い資格取得を目指しました。
ところが、その決意とは裏腹に遊びに心を奪われることも。他の受講生がスーツ姿で真剣に講義に聞き入る中、スタジャンにスノボを担いで教室のドアを開けるなど、場違いな行動をして試験を甘く見ていた時期もありました。予備校への在籍年数が長くなり、有名大学出身者でもなかなか試験に合格できずに苦戦している姿を目にして「何と恐ろしい世界に足を踏み入れてしまったのだ」と危機感を感じ、現実を直視することができたのです。

Q5

E. 学生時代から社長になるまでの道のり(経歴)を教えてください

 弁理士試験には8回目の受験で合格しました。大学時代からトラックの運転手をして生計をたてていたのですが、その収入のほとんどは家賃と予備校の学費に消えました。弁理士試験のチャンスは1年に1度きりです。試験は、短答、論文、口述試験で構成されているのですが、私の場合、最初の関門である短答式試験に3回目の受験から合格できるようになりました。予備校に通い始めてから8年たった時、現在の妻と出会いました。私はこの時、「この人と結婚したかったら試験に合格しなさい」と、運命が私にハッパをかけるために彼女を引き合わせてくれたのだと思いました。そしてその年、私は念願の弁理士試験に合格することができたのです。正に妻は私の幸運の女神でした。
こうして、晴れて資格試験に合格した私は、父の経営する特許事務所に就職し、その1年後には父の特許事務所で独立を果たすことになりました。

Q6

F. 最近感情が動いたエピソード

 最近、妻の父親のお見舞いに行った時に「ゆとりをもって仕事をしなさい、せかせかしないで」と言われたのですが、その言葉が胸にぐっと突き刺さっています。義父は現役の頃恰幅もよく、その容姿と同じくらい豪快にビジネスを動かしていた人でした。その姿を覚えているだけに、義父がやせ細り、今では私の支え無しには立ち上がることもままならなくなっている様子に心が痛みました。ビジネスにおいてもプライベートにおいても「ゆとり」の果たす役割が重要なことはわかっていても、なかなかそれに心を向けることができないものです。人生のそしてビジネスの良き先輩であった義父が、病床で語った人生の教訓には、重厚な響きがありました。

Q7

G. 汗と涙の塩(CEO)味エピソード(経営における最大の危機)

 苦節8年で晴れて弁理士となった私でしたが、全て順風満帆という訳にはいきませんでした。あろう事か弁理士としてのスタート初日から、私のビジネスキャリアにおける最大の危機に見舞われたのです。
資格取得後すぐに父の経営する特許事務所で働き始めたのですが、そこで二世ならではの試練に遭遇しました。父の代からいる従業員の「親の七光り」という私へのレッテルです。古くからいる職員に「青二才のくせに、一人前の給料を貰って」と思われても仕方がないことだとは頭でわかっていても、そのような環境は私にとって精神的にも仕事の環境としてもかなり厳しいものでした。

Q8

H. 経営危機をどのように乗り越えましたか

資格取得の喜びもつかの間、事務所の古参社員との軋轢に悩んだ私は、二世帯住宅ならぬ二世帯事務所方式で開業することで、問題の打開を図ることにしました。事務所は父親と共有していますが、会計もスタッフも全く別にしての独立開業です。一度決めたことを絶対に曲げないという一徹な性格ですので、独立を宣言したその日から自分の力で顧客の開拓も始めました。
仕事を受注するためには、業界を知り、「私という弁理士」がいることを知って貰わなくてはなりません。当時は日を跨いで、週7日ならぬ週8日で銀座に通っては経営者の集まる世界に身を置き、業界の実態を学びながら営業活動を始めました。しばらくすると、私の性格を知って頂いた方から仕事を頂けるようになりました。受注した案件に誠実に対応して結果を出すと、「あの弁理士は良いぞ!」と知り合いに紹介して頂けるようになり、顧客の幅が広がっていきました。

Q9

I. 社員とのエピソード(名物社員紹介)、社員への思い

 私の事務所では妻も弁理士として事務所に名前を連ねています。私達には子供が2人いるのですが、1人が受験を控えています。妻は事務所にとっては大切な戦力ですが、同時に家庭では子供たちの母親です。今は子供にとって大切な時期ということで、現在、ほとんどの仕事を在宅でこなしています。私の方でも、できるだけ妻の業務負担を減らす工夫をして、妻が仕事と家庭を両立できるようにサポートをしています。
大企業も、私のような個人経営の会社でも、経営者が従業員にとって仕事と家庭の両立が可能な環境を整えるという責任の大きさは同じです。妻のお陰で、男性経営者が見落としがちなワークライフバランスについても、考える機会を得ることができました。

Q10

J. リーダーシップのスタイル

社員一人一人がそれぞれの得意なこと、好きなこと、極めたいことで主役になれるような事務所を目指しています。例えば、外国語が得意な社員には、海外との打ち合わせを任せています。最近もこの社員の通訳でマレーシアの弁理士との打ち合わせを行いました。また、社員で弁理士を目指したいという者もいるのですが、こちらも合格まで全力で応援するつもりです。従業員からは、飲み会の席で「頑固爺」と言われたこともあります。「頑固」だと言われても、私は弁理士であり経営者なので、信念がないとどちらも務まりませんし、昔から「これ」と決めたことは貫く一徹な性格です。ですから「頑固」と言われても、褒め言葉として受け取っています。

Q11

K. 事業を通して実現したい夢

 私のモットーは、お客様目線でのサービスの提供です。単に代理人として商標や特許の申請をするだけではなく、顧客に率直に意見を言うことができるような人間関係を構築し、依頼人が本当に必要なサービスを提供することを心がけています。顧客の期待を超えるサービスでご満足頂くためには、私も含めて事務所のスタッフが高い専門性とEQ力を兼ね備えている必要があります。そのどちらが欠けても私が理想とする顧客との関係は成立しません。現在も、少数精鋭体制でスピード感を持って仕事をしているのですが、この仕事のクオリティを保ったまま事業の拡大を果たすことが、現在の目標です。依頼主に「お願いしてよかった」と思って頂ける、顧客の皆様にとってかけがいのないスタッフを抱える事務所としての成長を目指しています。

Q12

L. 夢を実現するために武器となる社長の強み、こだわり

 弁理士は顧客の代理人ですから、顧客に寄り添った仕事をすることにこだわっています。また「仕事を依頼してくれた方」とのご縁を大切にしています。丁寧にお客様目線で仕事をしていると、顧客が別の依頼人を紹介してくださいます。お客様の推薦による口コミほど絶大な価値はありません。お金をいくら積んでも買うことのできない、信用の上に成り立っているからです。
私がまだ駆け出しの頃、あるアパレルの社長が紹介してくれた方が私のことを非常に気に入ってくださって「あなたの態度が気に入った。これからは、あなたに全部商標はまかせるよ」と、言っていただいたことがありました。この方は、後にご自分の知り合いの経営者も私に紹介してくださいました。誠実に仕事をしていれば、お客さんがお客さんを呼んできてくれます。私の顧客のほとんどは、誰かにご紹介をいただいた方です。この強固な信頼関係に裏打ちされた顧客との関係が私の強みです。

Q13

M. 社会貢献、地域貢献、SDGsに関して実行していること

 日本の知的財産を守る活動で、日本の国益に貢献していると自負しています。顧客一人一人の知的財産を守る「安心・安全」な経営の実現を支援しています。この意味では、日本の経済を支えていると言っても過言ではありません。特許の取得方法は、国によって全く異なりますし、合併や住所変更などの手続きも実は疎かにできません。「特許」という知的財産は、申請をしてからもその権利を守るためのさまざまな手続きが発生するのです。
私は、知財の専門家として、大切な顧客のお一人お一人に真摯に接することで顧客の大切な知財を守り、その活動を通して日本が誇る「創造的活動」を守る活動をしていると自負しています。

Q14

N. 自社の強み、面白い制度

 私の事務所には「国際」という文字が入っているのですが、文字通り日本の主要な海外のパートナーと提携し、グローバルな事業展開をしています。「特許」の取得は、スピード感が非常に大切です。特に「商標」などは提出が1日遅れただけで、他の申請者の手に権利が渡ってしまうこともあるのです。特に「商標」はブランドの顔でもあるのですから、権利を取得できなければ代理人としての責任問題です。この間も、私は台湾での商標申請を2日で完成させました。お客様と飲んでいる時に「いつもありがとう」と感謝されると、徹夜明けの疲れも吹き飛ぶほどの充実感で満たされます。

Q15

O. 若者に望むこと、共に挑戦したいこと、メッセージ

 仕事を支えてくれている社員と、社員一人一人が主役になる事務所作りに挑戦したいと思っています。私は、将来入ってくれる未来の社員も含めて、和気あいあいといろいろな意見を出しながら、全社員が主役となる事務所を運営して行きたいと思っています。昔は、事務所をただ大きくしたいと思っていた時期もありました。しかし、個々の社員と向き合うことの大切さを理解した今では、事務所の規模は、私が管理できる大きさが適切だと思うようになりました。「愛情」「経済的な安定」「健康」この3つが揃わないと「幸せ」にはなれないと考えています。この3つを、仕事を通して事務所の職員と分かち合い、更にはお客様に与えることができるような、そんな活動をスタッフと共に継続していきたいと思っています。

Q16

P. 家族へのメッセージ

 親も含めて、家族には感謝の言葉しかありません。特に、仕事のつきあいで帰宅が深夜になることがあっても、目くじらひとつ立てずに「仕事のうち」と理解してくれている妻の懐の深さには感謝しています。最近子供の運動会に参加したのですが、年をとったせいでしょうか、「子供がこんなに成長したのか」としみじみしてしまいました。ある意味、子供のために仕事を頑張れている部分もあるので、子供の存在はとても大きいです。
また、事務所の敏腕弁理士として、家では良き母親としてワークライフバランスも見事に両立させている妻には、いつも頭が下がる思いです。

Q17

Q. 社長の推しポイント ※社員さんからのコメント

川浪所長は、中小企業のみならず大企業のクライアントからの要求にも真摯に向き合う弁理士の鏡です。
弁理士とは、気難しいように思われますが、川浪さんは、人当たりも良く、人情に厚い人物です。そのため、クライアントから多大な信頼を得ています。最近では、他の特許事務所で商標登録を断られたクライアントの案件に対しても救いの手を差し伸べる男気のある人物です。
もちろん、普段の業務では、厳しい態度で社員に接します。これは、知的財産権の専門家として、万が一にもミスがあってはならないからです。一方で、懇親会などでは、我々社員とお酒を飲みながら、楽しく会話を弾ませ社員と打ち解けます。このお陰で、社員は何でも話ができる良い関係を築けています。

COMPANY PROFILE

社名
川浪国際特許事務所
設立
1989年
社長就任
2015年
業種
サービス業
事業内容
特許や商標など知的財産権を守る。
提供価値
安心して事業展開できるようにする。
本社
〒102-0082 東京都千代田区一番町4−25 6階
活動エリア
東京都
社員数
~10名
採用情報
中途, パート, アルバイト