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東京都新宿区

株式会社フリーア

代表取締役社長

水元 健太

KENTA

FAVORITE

PROFILE

  • 企業名

    株式会社フリーア

  • お名前

    水元 健太

  • 生年月日

    1992/10/08

  • 出身地(都道府県)

    福井県

  • 出身校

    広島大学

  • あだ名

    もっちゃん

  • 自分の名前の由来

    健やかに、健康に

  • キャッチコピー

    否定のない 誰もが前向きに挑戦できる社会を作る

  • 社名の由来

    「freer」もっと自由に(freeの比較級)

  • 部活、特技

    剣道部、どこの国でも友達ができる

  • 趣味

    旅行

  • 尊敬する人

    一歩を踏み出すきっかけになった先輩

  • 好きな映画

    「きっと、うまくいく」「クレイジー・リッチ!」

  • 人生のバイブル

    自由な気持ち、自信

  • テーマカラー

  • ゲンかつぎアイテム

    神社

  • パワー飯

    お寿司

  • 好きなお菓子

    カントリーマアム

  • 底力の源

    自分ならできるという自信

  • カラオケ十八番

    ポルノグラフティ「ハネウマライダー」

  • 苦しいとき励みになった経営のテーマソング

    「出来る!出来る!君なら出来る!」松岡修三

  • 自分を動物に例えると

  • 好きなファッションブランド

    UNIQLO

  • 子どもの頃の夢

    その時になりたいと思うもの全て

  • 生まれ変わったら何になりたい

    自分

  • 休みの日の過ごし方

    仕事時々映画

CEO STORY

Q1

C. 事業内容を詳しく教えてください

「世界で自由に人生を設計できる人と企業を増やす」をミッションに、海外で活躍する夢がある方や海外進出を目指す企業に向けて、英語学習支援、ワーキングホリデーを活用した国際人材の育成、そして海外研修を提供しています。海外での仕事に必要な英語力は、国内にいる間に準備が可能です。現地に到着した際には、すぐに実践できるレベルまで到達することを目標にしています。独自の言語習得理論に基づいた英語学習、人材育成プログラム、さらに海外研修も提供しています。海外展開を希望される企業向けに、現地調査やコンサルティングも行っています。企業の海外進出のお悩みの多くは、コンサル会社に頼り続けないとうまくいかない点にあります。当社はグローバル人材の育成も並行して行うので、社内の人材に活躍いただきながら事業展開を継続できるようサポートしています。そのため、コンサルに頼らない海外事業が可能になるのです。個人も法人も問わずお手伝いできるのが、当社の強みです。

Q2

D. どんな学生でしたか

受験に向けてのスイッチが入ったのが高校3年生の春でした。その時点で偏差値は40。理系志望にもかかわらず、化学と物理を合わせても30点という成績でした。普通に考えると、受験するのにも志望校が限られる成績でしたが、「レベルの高い大学に進学する」と決めていました。とりあえず、「勉強しよう!」と学習塾に通い、先生に志望校を伝えると、制服と成績を見ただけで「君には無理だよ」とバッサリ否定されたのです。初対面の大人から、いきなり激しくダメ出しをされる経験は、とても衝撃的でしたね。そうはいっても時間は限られているので、必死に勉強しました。最終的には国立大学に合格しましたが、その受験体験を通して得たものがありました。成績を上げるには「成績の良い人の勉強法をマネする」ことが一番の近道ということです。成功するには成功するためのやり方がある。これは、何かを成し遂げたいときの基本的な考え方だと思っています。

Q3

E. 学生時代から社長になるまでの道のり(経歴)を教えてください

大学1年生の時、「家業の建築業を継がない」と決めてから、将来何をしたいのかを真剣に考え始めました。今振り返ると、自ら経営者として事業を起こすというビジョンは当時から頭にありましたね。大学受験で学習のコツをつかんだことで海外に興味を持つようになり、英語の習得に力を注ぎました。会話に不自由しないレベルに達し、大学院時代には自分から手を挙げて、フィリピンの産学連携プロジェクトにマネージャーとして1年間携わる経験もさせてもらいました。海外での現地社員との協力を通じてプロジェクトを成功させた実務経験は、大きな自信になりました。就職では、経歴を見て面白い人材だと興味をもってもらえ、新卒で映画会社に入社。海外部門の業務を担当し、その後はご縁のある会社でコンサル業の傍ら独立の準備も進め、1年半後に現在の会社を立ち上げました。

Q4

F. 最近感情が動いたエピソード

最近観た映画「キングダム」に感動しました。ストーリーと映像、迫力のあるアクションに魅了されたというのが正直な感想です。非日常の世界を味わう感覚は、さまざまな意味で刺激を受けます。普段、世界を舞台に大きな夢に挑戦したい方々のお手伝いをしていることもあり、スケールの大きな話にワクワクするんですよね。やはり、夢を追う物語には職業柄共感してしまいます。また、キャストやスタッフのハイレベルな本気度が伝わり、心動かされました。私自身やりたいことに向かって全力疾走するタイプですが、これまで多くの方との出会いに恵まれました。人との出会いは人生を変えます。人との絆が目指すべき希望を生むとも思っています。この映画は、これからもお客様のために全力を出し切っていきたい!と自分を奮い立たせるきっかけになりました。

Q5

G. 汗と涙の塩(CEO)味エピソード(経営における最大の危機)

創業にあたり描いたビジョンは「日本と世界、世界と世界をつなぐことで、否定なく誰もが前向きに挑戦できる社会をつくる」です。このビジョンは私にとって、確固たる軸として出来上がった考え方でした。しかし共同経営者からは、「抽象的で分かりづらい」と指摘されました。はっきり言えば、曖昧で何をしたいのか分からないということです。会社としての方向性を具体的に示せなければ、事業として進めることができません。私たちが提供する言語習得理論に基づく英語教育サービスには、多くの生徒さんが集まっています。生徒さんの多くは、海外で活躍したいという夢のある方々です。生徒さんの夢を叶えるためにも、会社としてどのようなサポートができるのか具体的に示す必要があります。ビジョンを社内で共有できなければ会社は先に進めない。このことに危機感を感じ、孤独感にさいなまれる時期がありました。

Q6

H. 経営危機をどのように乗り越えましたか

会社の指針や方向性に曖昧な部分があると認識した以上、それをクリアにする必要がありました。そのために、営業を2ヶ月間ストップする決断をしました。その期間、ひたすらビジョンについて考える日々が続きました。「そもそもこの会社を始めてよかったのか...」と、どん底までマインドが落ちていく自分との闘いでした。そうはいっても、「やるしかない!」と奮い立たせ模索するなかで、自分の考えを書き出す作業に没頭しました。そのとき役に立った手法が、ウォルト・ディズニーが創業時にビジネスモデルを描く際に用いたといわれる「シナジーマップ」です。私はもともとディズニーの世界に憧れており、あやかりたい気持ちもあったと思います。アウトプットを重ねる中で、新しいキーワードの「自由」という概念に辿り着きました。こうして、「世界で自由に人生を設計できる人と企業を増やす」という新しいミッションが生まれました。

Q7

I. 社員とのエピソード(名物社員紹介)、社員への思い

ある社員が「生活拠点を海外に移したいと思っている」と相談してきたときのことです。その時点で、彼女は会社を辞めることを考えていたようでした。でも、私は彼女が今の仕事を気に入って頑張ってくれていたから「今の仕事をそのまま続けられる方法を考えよう」と提案しました。さらに、当社の理念が「世界で自由に人生を設計できる人を増やす」であることも、この提案に至る自然な流れだったと思います。「お客様の夢は叶えるお手伝いをするけれど、社員の場合は受け付けていません」というのは、おかしな話ですよね。海外で生活したい希望を持つ社員に対しても、同じように考えています。この件は、働き方は今まで通りで、雇用形態を正社員から業務委託に変更することで解決ができました。最終的に仕事のスタイルも待遇も変わらず、日本にいるときと同じように働いてもらえることになりました。

Q8

J. リーダーシップのスタイル

会社の経営の指針や経営計画、マインド、サービスの提供内容、さらには個人や法人のお客様が達成したい目標に関する計画などは、私が作成しています。講師の方たちに対して、どのような立場で仕事をしてほしいかについても明確に伝えています。ゴール設定の共有はサービスの質にもつながるため欠かせない重要なポイントですから、基本的な枠組みは社内で定期的に共有していますが、個人の裁量で判断できる範囲を広げています。会社やお客様のために「良さそうだ!」と考えたアイデアや意見は積極的に取り入れたいので、提案しやすい雰囲気作りは心がけていますね。たとえば、営業部門が企画する海外研修が挙げられます。お客様と社員の双方にとってメリットの大きいプロジェクトなので、思い付いたらいつでも提案してほしいといつも伝えています。

Q9

K. 事業を通して実現したい夢

海外に大きな魅力を感じた最初の体験は、大学時代の海外旅行でした。当時ピザが大好きで「本場で食べてみたい!」という動機から、友人とヨーロッパを旅したのです。10万円もする航空券を購入し、未知の体験ができたことに感激と衝撃、そして大きな可能性を感じたのがきっかけです。その後、国内で英語を習得し海外でビジネスをした際に、成果につながらなかったり、自信をなくしていたりする日本人に出会うことが多くありました。「なぜだろうか」と考えた時に、その原因の大半が「英語でのコミュニケーションの仕方に慣れていない」ことに気づいたのです。海外へ進出する前に、準備さえ整えておけばもっと活躍の幅が広がると確信しています。海外での成功体験は、間違いなく人生を飛躍させます。私のやりたいことは、海外で夢を実現するための最適で最速な方法を提供し続けていくことです。

Q10

L. 夢を実現するために武器となる社長の強み、こだわり

学生時代、経営者として活躍するためには伝えるチカラが必要だと気づき研究しました。完全な独学ですが、大手販売会社のトップクラスで活躍するディストリビューターから話を聞くため、積極的に足を運んでいました。さらに当時、成功している経営者が実践していた夢を実現するための行動を発見し、それも試していました。それは、周囲にリクエストをすること。他の人が絶対しないような要望を、強い熱意を持って伝えると、相手側は関心の高さを好意的に受け止めてサポートしてくれるんですよね。私は学生時代から、その方法でやりたいことをいくつも経験してきました。たとえば、採用された会社の面接の際には、「海外拠点がある隣国に行く予定があるので、現地を見学させてほしい」とお願いしたこともあります。「面白い発想するヤツ」と言われ、内定前にも関わらず、会社負担で4日間渡航させてもらった経験があります。私は、思い浮かんだ発想を論理的にまとめることが割と得意であり、誰とでも臆することなくコミュニケーションを取れることが強みだと思っています。

Q11

M. 社会貢献、地域貢献、SDGsに関して実行していること

SDGsに関して社内でよく伝えていることは、取り組みそのものではなく考え方についてです。大学時代に海外で水をきれいにする研究に関わっていたこともあり、環境に対する知識と体験を得て、気づいたことがあるのです。それは、環境対策事業には必ずしも善意だけでなく、作用と副作用が存在するということです。私が関わった水処理事業では、石炭灰を資材として利用していました。石炭灰は、石炭を燃やして出た灰です。その時点でCO2は排出済みというわけです。物事を一面的に見て判断するのではなく、裏側に潜むデメリットにも気づくことが大切だよね、という話をよくしています。このような考え方を商品づくりにも反映させています。英語学習には最低限必要な期間がありますが、他社では短期間で高額な商品や、長期間で安価な商品も提供されています。しかし、私たちが重視しているのは、持続可能な教育を提供することです。そのため、当社では一定期間を設けた中価格帯の商品をご提案しています。

Q12

N. 自社の強み、面白い制度

当社は、営業部門を除いて完全にリモートワークです。講師の中には、世界各地を転々としながら働いている方もいます。また、1ヶ月ほど海外に滞在し、現地から仕事に参加するケースもあります。国外で仕事をする社員に必ず伝えることは、「WiFiの環境をきちんと整えておいてね」ということくらいです。そこは、お客様にサービスを提供する側の責任として、しっかりと対応してもらっています。働く場所を自由に選べるのが、完全リモートワークの大きな強みですし、採用選考もリモートで行っています。社員の中には、リアルでは会ったことがない人も多いです。こう話すと驚かれることもありますが、国内に限らず世界中の優秀な人材と繋がれることは、会社にとって大きなメリットだと思っています。今後このスタイルが、当たり前になっていくのではないでしょうか。

Q13

O. 若者に望むこと、共に挑戦したいこと、メッセージ

私より年下の人たちと話をしていて感じることは、「何をやりたいのか自分でも分からない」という人がとても多いということです。しかし、そんな人たちの話をよく聞いてみると、思っている以上に「やりたいこと」はあるんですよね。やりたいことを分からなくさせている原因は、「自分にはできない」という思い込みです。私も受験生の時に、塾の先生から「お前には無理だ」と頭ごなしに否定された経験があるので、その気持ちはよく理解できます。他人からの否定や過去の失敗経験が、挑戦する意欲をストップさせてしまうのですよね。やりたいことをやってみるための一番の方法は、興味のあることを切り口にして、目標を細分化してみることです。踏み出す一歩が小さければ前に進めます。その積み重ねで、やりたいことや目標も見えてきます。中途半端なことは結果もいまいちになりますからね。「腹をくくる!」、それがポイントだと思います。

Q14

P. 家族へのメッセージ

昨年結婚した私の妻はマレーシア人です。3年後には、彼女の生まれ育ったマレーシアにも事業を展開したいと考えています。彼女は農業に関心があるので、自由に好きなものを作ることができるファームをプレゼントしたいですね。妻とファームの経営を一緒にしながら、事業との連携もする予定です。私のクライアントの中には農家の方もいるので、日本とマレーシアで提携して新しいことができると楽しいだろうなと構想が広がります。マレーシアに事業拠点を持つことは、海外進出を目標にする生徒さんにとっての実践の場にもなりますから、家族の夢が事業の夢にも繋がっているんですよ。こうあるべきという考え方に捉われず、自由な発想で柔軟に行動をするタイプなので、その生き方に共感し一緒に楽しんでくれるパートナーがいて幸せだと感じています。

COMPANY PROFILE

社名
株式会社フリーア
社長就任
2021年
業種
教育業
事業内容
英語教育、海外進出支援
提供価値
夢の理解者
活動エリア
東京、全国、海外
採用情報
新卒, 中途, パート, アルバイト, インターン