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4Stella合同会社

CEO

高岡 真樹

FAVORITE

PROFILE

  • 企業名

    4Stella合同会社

  • お名前

    高岡真樹

  • 出身地(都道府県)

    兵庫県神戸市

  • 出身校

    神戸大学

  • あだ名

    まっきー

  • 自分の名前の由来

    まっすぐに大きく育つように

  • キャッチコピー

    体は小さく、夢は大きく

  • 人の役に立つことをして自分も幸せになる

  • 社名の由来

    お客様、自社、社会そして、個人(働いている人、肩書を捨てた個人)を輝かせる

  • 人生成分6つのキーワード

    海外、アニメ、PC、温泉

  • 部活、特技

    クラシックギター部所属

  • 趣味

    アニメ、映画、温泉

  • 尊敬する人

    両親

  • 好きな映画

    シンドラーのリスト、ハウルの動く城

  • テーマカラー

  • ゲンかつぎアイテム

    伊豆のお守り

  • パワー飯

  • 好きなお菓子

    チップス

  • 底力の源

    反骨精神

  • カラオケ十八番

    愛をこめて花束を

  • 苦しいとき励みになった経営のテーマソング

    久石譲のジブリ曲

  • 自分を動物に例えると

  • 好きなファッションブランド

    HUNDRED COLOR

  • 子どもの頃の夢

    動物園の園長

  • 生まれ変わったら何になりたい

  • 休みの日の過ごし方

    温泉と仕事

CEO STORY

Q1

C. 事業内容を詳しく教えてください

当社は、リモートアシスタント事業、商品開発・販売、メディア運営、業務改善支援、ウェブサイト・ECサイトの制作・運用など、企業経営に関する多岐にわたるサービスを提供しています。特に力を入れているのは、中小企業向けのバックオフィスサービスです。事務や営業といった会社の業務の一部をお任せいただき、クライアント企業の業務合理化のサポートを行っています。例えば当社でメールの返信やその他の営業サポート業務を受託させて頂きますと、クライアントの営業担当者は営業活動のみに集中することができるので、業績アップを図ることができます。当社の強みはこのサービスの継続性にあります。週に1回は情報共有を行い、常にクライアントの最新情報を入手して必要とされるサポートを提供しています。この定期的なサブスクリプション型サービスは多くのクライアントから好評を得て、2020年に個人事業としてスタートしましたが、2022年に法人化を達成しています。

Q2

D. どんな学生でしたか

兵庫県神戸市の新興住宅地「鶴甲(つるかぶと)」で生まれ育ちました。地元の小学校から、中高は女子校に通っていました。入学してから1年はテニス部に所属していたのですが、その後は卒業までマンドリンギター部の活動に参加していました。入部当初、部員数がわずか10名弱であったマンドリン部は私たちの代の頑張りもあって30名以上に増加しました。部員を増やしただけではありません。県大会で受賞という栄光にも輝いたのです。飛ぶ鳥を落とす勢いで全国大会に臨みましたが、残念ながら全国大会での入賞までには手が届きませんでした。その時の不完全燃焼な思いを、大学受験へのエネルギーに変えたことを覚えています。今思えば学生時代の私は、正直に言ってとても尖っていました。周りの気持ちを考慮せず、自分の意見や感じたことをストレートに伝えてしまい、それが原因で何度かトラブルになったこともありました。しかし、この時期のいろいろな経験が、後の社会人としての生活や経営者になった今になって非常に役立っています。

Q3

E. 学生時代から社長になるまでの道のり(経歴)を教えてください

大学を受験する頃には、将来弁護士になろうと考えていました。子供の頃から経営者である両親が社会情勢の影響でビジネスの浮き沈みに翻弄されるのを見ていたので、安定した職業の代名詞のような弁護士になろうと思ったのです。しかし、目指していた法学部への入学は叶わず、最終的に私は編入先の大学で経営学を専攻しました。大学卒業後の2017年、私はNECソリューションイノベータのシステムエンジニアとしてキャリアをスタートさせました。キャリアを積んでいく中、将来美容系での起業をしたいと考えるようになり、経験を積む目的でホテル椿山荘のホテルスパに転職しました。しかし、2020年コロナ禍に直面、現状での美容系事業での起業は困難と判断し退職。これまでのシステムエンジニアとしてのキャリアをいかした起業をしようと考え、中小企業の経営者や社長を支援する事業へと事業内容の方向転換をし、2020年に会社を立ち上げました。

Q4

F. 最近感情が動いたエピソード

当社には、現在30名ほどの業務委託者が在籍しています。時折、彼らから辞めたいという意向が伝えられることがあります。最初の頃は、そのような話を聞く度に業務への影響や進行状況への影響が気になって心を乱していました。経営者として、業務委託者を失いたくなかったからです。しかし、時間を経て事業主としての経験を積んだ今は、彼らがなぜ契約解除を希望するのか、その背景や理由を深く理解し共に考えるという姿勢を持つ余裕を持てるようになりました。お互いの理解を深めることで、例えば「ある期限まで継続して働く」といった合意点に辿り着くことができるようになりました。彼らの思いや願いに寄り添うこと、そして彼らをどのようにサポートすべきかを真摯に考えることの重要性に気付くことができたからです。また、委託業務者と会社、双方にとって何が重要であるのかを理解する努力を重ねる中で、私はこの2つの視点から問題を解決する力を身につけることができたと感じています。経営者として飛躍的に成長する大きなきっかけとなりました。

Q5

G. 汗と涙の塩(CEO)味エピソード(経営における最大の危機)

個人事業主として独立したばかりの頃です。新規のお客様からの案件を受注しました。しかし、当時はまだ正確な価格設定に対する知識がなく、非常に低価格で受託を受けてしまったのです。更に悪いことに、その仕事はクライアントから必要な素材の提供や明確な指示というものがなかったことから、事業が思うように進展しないまま約1年半が経過してしまったのです。その後、追い打ちをかけるように予期せぬトラブルが発生します。詳細は控えさせていただきますが、業務に必要な素材の提供が先方の事情で停滞し、制作物の完成が困難となったのです。さらに、先方の事情により、本来必要とされていた手続きが遅延したことから希望の業務遂行ができない、重ねて先方から支払いを実施しないとの通告を受け、非常に困難な状況に立たされてしまったのです。この事態を収拾するため、知人の男性経営者と共に先方のオフィスに直接謝罪に向かうことにもなりました。制作に関与した業務委託者への報酬は支払ったものの、先方からの支払いが見込なかったために経済的な痛手を受けました。最終的に事態をなんとか収集し、さらなる問題が発生することを回避できたことがせめてもの救いでした。

Q6

H. 経営危機をどのように乗り越えましたか

独立したばかりの頃に経験した失敗は、私にとって大きな学びとなり以後の経営スタンスを根本から見直すきっかけとなりました。事業のやり方を改善し、市場相場よりも極端に低い価格での案件受注は受けないと決めました。現在は適正価格を設定し、大幅な値下げを要求するクライアントとの取引には慎重に検討し、場合によっては受注を見送る決断もしています。受注後に進捗が遅れる兆候が見えた際には、その状況を速やかに把握して即対策を徹底することにしました。契約書も明確で詳細なものに改善し、それを取り交わすことで予期せぬトラブルを防ぐ体制を固めていきました。この一連の危機を乗り越えていく過程の中で、追加の作業を無償で制作してくれた方や、謝罪の場に同行してくれた知人の経営者には、今でも心から感謝しています。

Q7

I. 社員とのエピソード(名物社員紹介)、社員への思い

当社には、業務委託の形で30名ほどのメンバーが在籍しています。その中から特に印象的な2名を紹介します。まずCさんですが、2人の子供を育て義理のお母様の介護をしながらも仕事を請け負ってくれています。彼女は税理士法人での勤務経験があり、そのようなバックグラウンドから中小企業の社長さんとのコミュニケーションにとても長けています。お母さんのような温かさで冷静に話を聞きながらも着実に仕事をこなしていくスタイルに、安心感があります。もう一人のDさんは、子育てをしながら某企業に勤務しているのですが、当社でも月に100時間という業務を遂行してくださっています。彼女自身、最初は仕事をそれほど好きではなかったようですが、当社で働くうちに仕事が楽しくなったという話を聞きました。本業にも良い影響をもたらしたようで、昇格したという喜ばしい報告も受けています。彼女たちの努力と成果を見るにつけ、私は益々女性の社会進出を応援していきたいという気持ちが強くなりました。

Q8

J. リーダーシップのスタイル

前面に立って強引に引っ張るのではなく共に作業を進めていくというものです。何か問題やトラブルが起こった場合には、サポートやフォローを積極的に行っています。当社では、全員が楽しみながら共同で業務を遂行できる環境づくりを目標としています。もし困難やトラブルが発生した場合には、私が前面に出てその問題を解決し責任を取る覚悟でいますので、業務委託を依頼している皆さんには大船に乗った気持ちで働いてほしいと思っています。想定外の状況や困難に直面する時こそ、真のリーダーシップが問われる時です。そうした局面で、冷静且つ適切に行動できるリーダーであるように常に心掛けています。今後も、このリーダーシップのスタイルを維持することを意識し、私自身も皆さんと共に日々成長していきたいと思っています。

Q9

K. 事業を通して実現したい夢

私たちの事業は、経営者層の貴重な時間を節約しクライアントが主力事業に集中する時間を生み出すものです。クライアントは主力事業への取組の他にも、自分が大切にしていることや家族との時間を確保したいと考えている場合もあると思います。クライアントが本来取り組みたいと思ったことに時間を有効に使えるように、サポートという形でサービスを提供しています。
このようななかで夢は2つあります。1つ目はDX(デジタルトランスフォーメーション)の実施とその恩恵を最大化することです。当社のサポート業務は、DXの導入によりさらに円滑になると確信しています。この業務のDX化により、企業が更に効率的な業務運営を行うためのサポートやコンサルティングを提供し、経営者や企業が一段と成長するための支援強化を目指しています。2つ目の夢は、雇用の課題解消も含めて日本をオフショア先にすることです。より良い就業条件で働くことができる海外の就業先に優秀な日本の人材を紹介し、大規模な雇用の創出を実現させたいのです。雇用側も労働者側も、双方のメリットが最大化する理想の就労の仕組みを構築したいのです。

Q10

L. 夢を実現するために武器となる社長の強み、こだわり

私の最大の強みは、システムエンジニアとしてのバックグランドがあることです。情報技術の基礎から応用までの幅広い知識を持っているので、多岐にわたる業務改善の経験をビジネスのあらゆる場面でいかすことができます。この知識と経験は、当社が提供するサービスの質を高め、お客様の問題解決に繋がる力となっています。また、私は諦めることなく常にお客様の側に寄り添う決意で仕事に取り組んでいます。常にクライアントの特性も考慮しながら、業務委託の受け手が最も良い成果を出せるように、特性やスキルに合わせての業務依頼を行っています。クライアントにより満足していただけるサービスを提供するためにも、DXの導入が今後の経営強化や効率化の鍵になると考えています。DXを積極的に実践することで、クライアントが当社に業務をスムーズに依頼できるようになるからです。また、当社もより幅広く効率的に業務を遂行することができるので、クライアントの気持ちに一層寄り添ったサービスを提供できるようになります。これらの相乗効果により、会社の経営基盤もさらに強化されるものと確信しています。仕事への熱い思いとこれまで培った高度なスキル、この2つを併せ持って事業を進めるビジネススタイルそのものが私の真の強みであり、こだわりだと考えています。

Q11

M. 社会貢献、地域貢献、SDGsに関して実行していること

女性の雇用環境の向上が持続可能な事業展開の重要な要素だと考えています。在宅勤務が可能な仕組みを取り入れることで、多くの女性が子育てや親の介護、さらには他の企業での勤務と並行しながらも、安心して仕事に取り組むことを可能にしています。具体的な例を挙げますと、先程紹介したスタッフは、2人の子供の育児をしつつ、親の介護もしっかりとしながら業務を遂行しています。また、もう一人のスタッフは、育児をしつつ他の企業での勤務を持ちながらも在宅で当社からの仕事を請け負っています。両者とも社会的、経済面でも大いに貢献しています。これらの実例を見るにつけても、当社が提供する雇用環境がどれほど多くの女性たちの生活やキャリアにプラスの影響を与えているかを明確に感じることができます。企業としてこのような取り組みを続けることが、大きな社会貢献となっていると信じています。

Q12

N. 自社の強み、面白い制度

当社の最大の強みは、営業サポート業務です。メール対応からその営業アシスタンスまで、サービスを利用することでクライアントが本来の営業活動に専念することができます。このサービスの継続性も大きな特色であり、定期的な情報共有を通じて常にクライアントの最新のニーズに対応しています。私はエンジニアとしての経歴を有しているので、情報技術の初歩から専門的な領域までを網羅した知見を持ち合わせています。このバックグラウンドにより、クライアント企業が抱えるさまざまな業務改善への取り組みを効果的に進めることができます。この深い知識と実践経験が、サービスクオリティを向上させ顧客の課題を解決するための強力な基盤となっています。また働き方の多様性は、子育てや介護、副業など、自分らしい働き方ができる制度として多くの方々から高い評価を受けています。

Q13

O. 若者に望むこと、共に挑戦したいこと、メッセージ

やりたいことがあったら、やってみたらいいと思います。大きな声を出して進めば、きっと周りが応援してくれます。私は、特別に優れた学力や能力を持っていたわけではありません。しかし、自分の夢や目標を周りに話して事業をスタートしたことから、多くのサポートや支援を受けることができました。日本の環境は、まだまだ起業しにくいかもしれません。しかし、嘘偽りない言葉や、本気で夢を追い求めるために必要な行動を起こせば必ず誰かが応援してくれます。何か新しいことを始めたいと思ったら、周囲の意見や視線を気にせず勇気を持って声を上げてみてください。私もたくさんの方々からの助けやアドバイスを受け取ってきました。それは、私が心から助けを求め、周りに相談していたからだと思います。若い皆さんへの私のエールです。「あなたが夢を持っているなら、周りを気にせずにチャレンジしてください!」

Q14

P. 家族へのメッセージ

お父さん、お母さんへ。
私が子供のころ、父と母が経営する会社のさまざまな局面や、事業のアップダウンを目の当たりにしました。そんな環境の中で育った私は、安定した職を求めて学生時代の一時期弁護士を目指すことも考えました。しかし、大学卒業後には大手企業に就職し、現在は経営者という道を歩んでいます。父と母から学び取った経営のスタイル、特に積み上げることの大切さや事業の確実性を重視する姿勢は、経営において重要な土台となっています。また、父の会社は事業投資の規模が大きく、それに伴い変動も大きかったと感じていました。私の会社はその経験を踏まえ、大きな事業投資は控え少しずつ確実に成長していくスタイルにしています。リスクヘッジも適切に行うことで、安定した経営を試みているのです。このアプローチにより、以前持っていた経営への不安を解消することができました。これからも、2人からの教えや経験を元に、そして家族への感謝の気持ちを胸に、夢に手が届くその日まで自分の会社を成長させたいと思っています。

COMPANY PROFILE

社名
4Stella合同会社
設立
2022年6月10日
社長就任
2022年6月10日
業種
サービス業
事業内容
IT総務室代行サービス:DX化支援、業務代行(秘書業務、営業事務、経理業務、コールセンター業務など)
提供価値
経営者層の時間を創る
本社
東京都渋谷区広尾5丁目4-12
拠点活動
https://4stella.co.jp
活動エリア
東京都
社員数
1名
採用情報
業務委託、中途社員募集中