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東京都千代田区

株式会社IR Robotics

代表取締役

金 成柱

SONGJU KIM

FAVORITE

PROFILE

  • 企業名

    株式会社IR Robotics

  • お名前

    金 成柱(キム・ソンジュ)

  • 生年月日

    1983/05/14

  • 出身地(都道府県)

    三重県

  • あだ名

    きむさん

  • 自分の名前の由来

    いつどこでも「柱に成れ」が由来。

  • キャッチコピー

    “商売”と”経営者という生き物"が大好き

  • 社名の由来

    IR領域をDXする。(領域拡大していて、もうIR領域のビジネスだけではない...笑)

  • 人生成分6つのキーワード

    仕事、子ども、仕事、サッカー

  • 部活、特技

    サッカー部、多くのビジネスモデルのパターンが頭の中に入っている&刷新し続けている

  • 趣味

    サッカー(プレイ&観戦)、ゴルフ(プレイ&観戦)、サウナ瞑想

  • 尊敬する人

    会社を成長させ続けている経営者

  • 人生のバイブル

    書籍「志高く 孫正義正伝」

  • テーマカラー

  • ゲンかつぎアイテム

    プレゼントで頂いたロレックスの時計

  • パワー飯

    「裏虎」のTボーンステーキ

  • 好きなお菓子

    無添加ポテトチップス

  • 底力の源

    人生後悔したくない

  • カラオケ十八番

    FANTASTIC BABY-KR ver.-/BIGBANG

  • 好きなファッションブランド

    KENZO

  • 子どもの頃の夢

    プロサッカー選手

  • 生まれ変わったら何になりたい

    サッカーの監督

  • 休みの日の過ごし方

    息子たちのサッカーの試合の送迎&観戦

CEO STORY

Q1

C. 事業内容を詳しく教えてください

「成長企業がより成長するためのビジネスプラットフォームになる」というビジョンを掲げ成長企業を対象に3つの事業を展開しています。
1) IR DX事業:投資家を対象とした動画による上場企業のIR活動情報(経営状態や財務状況、業績、今後の見通しなどを広報するための活動)の提供。
2)エデュケーション事業:「上場前後の成長戦略を学びたい」経営者を対象とした、上場企業・上場準備中企業の会員制コミュニティ運営。
3) CxO人材紹介事業:ハイクラス人材と上場企業/上場準備企業をマッチングする人材紹介サービスの運営
当社は、「クライアントと共に成長を遂げる事業ポジショニング」と「営業効率の高さ」を基軸に、企業が成長に伴い直面する経営上の諸問題にもきめ細かく対応しています。「営業効率の高さ」に関しては、当社の基幹3事業において顧客層が重なっている利点を活かし事業部を横断してのタッチポイントを創ることで、事業部ごとの営業コスト低減や営業機会の創出、顧客満足度の向上に繋げています。

Q2

D. どんな学生でしたか

サッカー一筋の少年で、小中高とサッカー部のキャプテンとして活躍し、大学進学後もプロを目指して練習に励んでいました。しかし、プロ予備軍ともいえる選手たちと一緒に練習をする中で歴然としたレベルの差を強く感じるようになりました。また、選手になれたとしてもその選手生命が30代前後までということを知り、考えた末、大学3年生の時にプロサッカー選手の夢を諦める決断をしました。そのことに悔いはありませんでしたが、これまでサッカーがアイデンティティーであった私は、「ただの大学生」になってしまう自分に激しい焦りを感じました。そんな時強く心を惹かれたのがビジネスの世界でした。もともと両親が飲食店を経営していたこと、先輩に勧められて日経新聞を読んでいたこともビジネスに関心を持った理由の1つです。「ビジネスの分野で、頭ひとつ抜き出た存在になりたい!」そう決心をしてからの私は、ビジネスセミナーや異業種交流会などあらゆる機会をとらえてビジネスの本髄を学びました。サッカーをきっぱりと諦め、ビジネスの世界に身を投じる決意をした大学3年生の夏。これが私の人生のターニングポイントになりました。

Q3

E. 学生時代から社長になるまでの道のり(経歴)を教えてください

大学在学中に幕末(現:イシン)にインターンとして在籍後、2006年に入社しました。最初に任された仕事は、ベンチャー企業の経営者を対象とした広告営業でした。入社当初、成果を出すために奮闘する毎日を送っていましたが、アポイントがとれても早々に席を立たれるなど、成果が出ない日々が続きました。試行錯誤を繰り返す日々の中で、「どうすれば商品価値を強くイメージしてもらえるか」について研究し、解像度を高くして説明するようにしたところ、急に営業成績が伸び始めました。その後、自分の営業に自信がついた私は、自らのスキルをメンバーにシェアし、チーム全体の営業成績の底上げにも取り組みました。このような努力を続けた結果、取締役営業本部長を経て2011年に会社の代表取締役に就任するに至りました。社長就任後の4年間で、3、4名であった社員数は60名近くまで増え、経営基盤は安定しました。しかし「まだまだ新しいチャレンジをしたい」という想いが強かったため2015年に退職し、自身でBtoBコンサルティング会社を設立しました。その後、2017年にコンサルティング先であったIRTVの代表取締役に就任し、現在に至ります。

Q4

F. 最近感情が動いたエピソード

当社がスポンサーを務めるJリーグのクラブチーム「FC町田ゼルビア」が、J1昇格1年目で首位を守っていることです(2024.5.24時点)。ゼルビアは、当社がスポンサーになった2020年時点ではJ2の下位に低迷するチームでしたが、昨季見事にJ2優勝を果たし、今季J1のトップを走っています。そのことに勇気をもらっています。その努力の過程には、並々ならぬものがあったはずです。FC町田ゼルビアは、Jリーグクラブの中では珍しく、東京・町田の少年サッカーチームから始まった“地域・市民が作り上げた異色のサッカークラブ”です。そのチームの発足のいきさつにベンチャーマインドを感じたことやサイバーエージェントグループに参画したことで、今後、チームが飛躍することを確信した私はスポンサーになることを決意しました。実は当時、あまりにも多忙で大好きだったサッカーから遠ざかっていた時期だったのですが、スポンサーになったことでスタジアムにも足を運ぶ機会が増え、サッカーがもたらす感動を再び思い起こすことができました。私自身がとても思い入れのあるチームですので、今シーズンのさらなる活躍を期待しています。

Q5

G. 汗と涙の塩(CEO)味エピソード(経営における最大の危機)

高収益、高生産性のビジネスを徹底的に追求してきた当社は、幸いなことに現在までのところ致命的な経営危機に陥ったことはありません。シームレスな事業展開による営業効率の最大化、月額課金制による安定的な収益構造など収益性と生産性の高い事業モデルが資金繰りの逼迫や組織崩壊という危険要素の徹底的な排除の助けとなっています。一方で、安定的に成長しているからこそ、危機感を常に持った経営を心掛けています。現状に満足してしまうと、慢心が頭を持ち上げ保守的になるなど更に上を目指そうという向上心を失ってしまう可能性があるからです。危機管理を怠らず、それでいて成長意欲を失わないハングリー精神を持ち続けることが大切です。当社がサポートしている成長企業のほとんどは、予測を上回るスピードで成長を遂げています。その成長の様子に「もっと成長していかなければ」と刺激を受けています。現状の姿に満足することなく、成長することに貪欲な経営者でありたいと考えています。

Q6

H. 経営危機をどのように乗り越えましたか

起こりうる経営リスクを予測し、それを回避する対策を講じながら、お客様とともに「高成長」を続ける事業を展開しています。事業の拡充と発展、そして顧客サービスの更なる充実のために、グループの社員数を現在の50名から2030年までに1,000名に増やしていくことを決定しました。社員を増やすからには、そのための収益を得るための事業を展開する必要があります。ですから、現在社員1,000名から逆算し、当社の事業範囲を拡大し顧客が成長企業として継続的に発展するための10~ 20億円規模のビジネスをいかに企画し実現させるかということを検討しています。「成長企業を対象にする」を軸とし、これまでの「高収益・高生産性」という強みを残しながらも、いかにして「高成長」というエッセンスを加えていくかが課題です。私自身も現状に留まることなくアップデートを常に繰り返しながら、会社とともに成長を続けていきたいと思っています。

Q7

I. 社員とのエピソード(名物社員紹介)、社員への思い

私の右腕である孫取締役を紹介したいと思います。孫取締役は、財務やシステムなどの管理体制面において当社の屋台骨となり組織を支えてくれている心強い存在です。監査法人出身の公認会計士で、大学の先輩でもあります。会社の財務なども含めた内部管理を任せるうえで「これ以上の適任者はいない!」と思い、1年ほどかけてランチに誘ったり飲みにいったりして口説き続け来ていただきました。今では、会社の財務、情報システム面などの管理体制面を含め会社運営のコアな部分も全幅の信頼を置いて一任しています。そのおかげで、私はサービス開発や事業コンセプトづくりに時間とエネルギーの全てを注ぎ込むことができ、非常に助かっています。競争力のある会社というのは「社員一人一人が、プロ意識を持って自分の強みを存分に発揮している会社」だと考えています。孫取締役をはじめとして、当社の社員は皆プロとしての責任感を持って仕事に臨んでいます。そのことが、業界で強い競争力を持っている最大の理由です。

Q8

J. リーダーシップのスタイル

手取り足取り事細かく口出しをしたりするような親分型のマネジメントではなく、「信じて任せる」ことをリーダーとして大切にしています。各事業については、事業部長を筆頭に社員が創意工夫を凝らし目標達成に向けて日々取り組んでいます。ですから、下手に口出ししてしまうと、実際に現状を考慮しながら作り上げてくれた計画そのものを台無しにしてしまうリスクが生じるのです。当社の社員は皆がプロであり、責任感を持ってタスクを遂行しています。私はそんな社員を信じていますので、各事業について細かく指示をすることはほとんどありません。基本的に見ていることは「成果」です。その成果に至るまでのプロセスは、各事業部が想像力やアイデアをフルに働かせながら目標達成に向けて全力で取り組めば良いと考えています。各事業部が生み出した成果などの客観的な数字を見極めたうえで、会社としてどの方向へ進むかという意思決定をする役割に徹しています。

Q9

K. 事業を通して実現したい夢

IR Roboticsが「成長企業がより成長するためのビジネスプラットフォーム」として常に業界のトップを走る企業でありたいと考えています。そのため「成長企業を対象とする」という軸足をぶらすことなく新たな事業を適宜立ち上げ、成長企業のハブとなるような、そして常にお客様に必要とされるコングロマリット企業へと進化を遂げていきたいと考えています。根本的に成長志向のあるベンチャー企業の経営者が大好きです。ファーストキャリアである会社では「ベンチャー通信※」の広告営業を担当し、数多くのベンチャー企業の経営者のお話を聞く機会に恵まれました。経営者の方々の、絶えず挑戦を続ける姿勢や、困難を乗り越える精神力、泥まみれになりながらも前を向き続けるバイタリティーなど成長を続ける社長の生き様や志に、深く共感したものです。その時の経験は一生の宝物です。人生の転換点ともいえる時期に、成長意欲の高い経営者の方々の志に触れたことが「ベンチャー企業の成長を支援したい」という夢の原点なのだと思っています。
※「ニッポンを創るビジョナリーベンチャーを取材」をコンセプトに編集している、2000年創刊のベンチャー情報雑誌

Q10

L. 夢を実現するために武器となる社長の強み、こだわり

ビジネスの最前線で、業界全体を俯瞰できることが当社の強みです。業界全体の動向を常に的確に捉えることができるため、事業機会を最大に利用することが可能です。例えば、スマホが爆発的に売れ始めると関連事業、つまり修理やアフターサービスの需要も比例して増加します。このように、あるところで起爆剤となる商品やサービスが生まれると関連業界や関連マーケットが立ち上がることで波及的に影響が広がるのです。その波及効果の波を的確に捉えることができなければ、ビジネスの成果は極めて限定的・短期的なものに留まります。つまり、目標としたビジネスで確実に利益を出すためには、局地的、短絡的な判断では不十分であり、業界全体のダイナミクス、言い換えれば関連業界も含めた市場の動向を広範囲に正確に見極めなければなりません。私は多種多様な業種の顧客の事業支援をする中で、常にビジネスの最前線に立ち続けてきました。数多くのビジネスの栄枯盛衰見る中で、業界の課題や動静、将来性を見極めた上で経営判断を行う目も養ってきました。その経験が、今「成長企業を更に成長させる支援を行う」という夢の実現の強力な武器となっているのです。

Q11

M. 社会貢献、地域貢献、SDGsに関して実行していること

当社が運営するYouTubeチャンネル『Japan Stock Channnel』では、特別企画としてSDGsに取り組んでいるNPO法人の活動内容を番組で紹介しています。番組制作にかかる動画撮影、編集、配信はすべて無償としています。強力なコミュニケーションツールを持ち合わせていないNPO法人も多い中、フォロワー2.3万人という情報発信力や当社の動画制作などのPR技術は大変重宝されています。余談ですが、この取り組みをはじめた当初は製作費用が無償ということで、「なぜ無償なのだろう?裏があるのでは」と勘繰っていたNPO法人の担当者もいたようです。今では笑い話ですが、この担当者の方は当社の活動主旨を理解した後で非常に評価してくださいました。このチャンネルでの活動が、SDGs活動のPRや啓蒙の一助となることを願っています。

Q12

N. 自社の強み、面白い制度

社員に大好評の社内制度を2つ紹介します。
1.ウェルカムランチ制度:
新入社員がいち早く会社に馴染み社員が交流する機会を増やせるように、新入社員と各事業部の社員とのランチ会の費用を会社で負担しています。「新入社員と話すことができてよかった」、「他事業の先輩と知り合うことができて嬉しかった」などの声が多数寄せられ大好評です。新入社員の職場での人間関係構築に、一役買っています。
2.ハピコミ―Happy Communication制度:
月曜日から木曜日の17時、金祝前日は16時からビールサーバーでビールを無料で好きなだけ飲めるようにしています。お菓子やおつまみも用意しているので、夕方の決まった時間になると冷えたプレミアムモルツやヒューガルデンを片手に社員が乾杯し談笑している姿を目にします。社員同士が気軽に親睦を深める機会になっており、こちらの制度もとても好評です。仕事に真剣に取り組むことも大切ですが、息抜きや社員同士の交流に割く時間も仕事を進めていく上では大切なのではないでしょうか。社長として、社員が気持ちよく働くことのできる職場環境をこれからも考案していきたいと考えています。

Q13

O. 若者に望むこと、共に挑戦したいこと、メッセージ

若く柔軟な頭を持っている若者には、良質なインプットに努めてほしいと思っています。蓄えた知識は、必ず成長の原動力に変わります。私はファーストキャリアとなる会社で入社2年目に取締役に就任していますが、いきなり成果を出せたわけではありません。結果を出せない苦しい時期がありました。この時期に私が徹底的に行ったのが「インプット」です。営業相手である経営者やベンチャー業界のことを理解しなければ同じ土俵に立てないと思い、起業家が書いた書籍を読み漁り『ガイアの夜明け』『カンプリア宮殿』などの経済番組を見てビジネスに必要な知識の吸収に努めました。すると次第に事態が好転し始め、成果を出すことができるようになったのです。「インプットは嘘をつかない」と実感した瞬間でした。私は、成長するための最大の原動力は「学習意欲」だと考えています。ですから、若い人には是非とも良質なインプットを可能な限り継続的に行ってほしいと思っています。その経験が人間的・社会的な成長に繋がり、必ず飛躍を遂げる原動力になると信じています。

Q14

P. 家族へのメッセージ

家族には感謝の気持ちしかありません。社長という立場上、夜は会食の予定が入るなど平日は仕事一辺倒になることが多いのですが、そんな時でも妻と子供たちはいつも元気と笑顔で私を迎えてくれます。そんな妻と子供たちには、素直に「ありがとう」と伝えたいと思います。会社と社員の運命を預かる社長の仕事は責任重大ですが、家族との時間ももちろん大切です。私は、土日祝日は仕事の予定を一切入れないようにしています。家族で買い物をしたり旅行に行ったり、皆でJリーグを観戦したりと家族と時間を分かち合うことで自分に充電をしています。息子たちも私が子供の頃のようにサッカーに打ち込んでいるので、試合の送迎や観戦をすることも楽しみのひとつとなっています。生まれ変わったら「サッカーの監督」になりたいくらいサッカーが好きなので、親子で共通の趣味を持っていることがとても幸せなことだと感じています。家族との団らんやひと時が、日々の仕事の原動力になっていますので、家族に対しては、言葉では言い足りないくらい感謝の気持ちでいっぱいです。

Q15

Q. 社長の推しポイント ※社員さんからのコメント

社長の金さんは、社員との距離が近く、社員の小さな変化にもすぐに気づくほど、気にかけてくださいます。話しやすい雰囲気で、社長というよりも「金さん」という感じです!業務では接点がない人であっても、会った時に声かけていただいた経験は皆あると思います。
また、金さんは様々な分野に興味を持ち、圧倒的な量のインプットをされていらっしゃいます。読書を欠かさず、アンテナを張ってインプットし続ける金さんの背中を見て、社員も刺激を受けています。私もそのうちの一人で、社会人になってから読書が習慣になりました。Facebookに 「IR Robotics図書館」という、最近読んだ本を紹介するチャットスペースがあります。自発的に投稿する社員も多く、自己研鑽に励む姿を見て、互いに切磋琢磨するという好循環が目に見えてわかる場になっています。その中で一番多く投稿されているのが、金さんです!事業と共に自分自身も成長できる環境で働けていることを、日々実感しています。

COMPANY PROFILE

社名
株式会社IR Robotics
設立
2013年
社長就任
2017年
業種
サービス業
事業内容
成長企業がより成長するための ビジネスプラットフォーム
提供価値
期待を少し超え続ける
本社
東京都千代田区
拠点活動
https://ir-robotics.co.jp/
活動エリア
東京
社員数
~50名
採用情報
新卒, 中途, インターン