【キャリア教育・探究学習連携】うまCEO学園、早稲田実業学校と「パートナースクール」を開始。社長による実践例の特別授業や社長と生徒のグループワークでアントレプレナーシップを育成。

社長チップス!ならではの社長による授業。緊張感と輝く表情が印象的な生徒からは「社長の失敗から多くを学べた」「目標や夢の大切さを知った」などの声。実践的な事例を共有し、世代を超えた対話から学びの創出へ。

■早稲田大学系属早稲田実業学校高等部との連携プロジェクト 
・Z世代が選ぶ“推し社長”アワード「MY CEO AWARD 2024」の企業審査並びに、アワード運営インターンの参画。

生徒たちは、Z世代が選ぶ「推し社長」を決めるべく、東京国際フォーラムで行われたファイナリスト7名の社長によるプレゼンテーション審査に参加しました。全国から集まった社長たちによる情熱的なプレゼンを直接聞くことは、多くの生徒にとって初めての経験であり、将来のキャリア形成に向けた刺激的な機会となりました。また、生徒たちはアワードの会場内での誘導や受付などの運営にも携わり、チームで協力してイベントを作り上げる経験を積むことができました。参加した生徒からは、企業審査や社長との交流を通じて、「大企業だけでなく、中小企業も視野に入れて就職活動をしたい」「社長からの『挑戦』というメッセージに刺激を受け、起業に挑戦してみたい」など、進路やキャリア選択の幅が広がったとの声が多く寄せられました。
<MY CEO AWARD 2024 イベントレポートhttps://shacho-chips.com/feature/feature-16038/

東京国際フォーラムで行ったMY CEO AWARD 2024にて、前列左:うまCEO学園代表・西川真理子、生徒さんたち、後列右から早稲田実業学校・鈴木祥之先生、esspride(株)代表取締役CEO・西川世一

・「うまCEO学園」の特別授業においてグループディスカッションへの参加。
「うまCEO学園」の特別授業では、関東近郊中心の大学生や高校生、社長が集まり、「職場で最大限の成長を得るには、企業に何を求めるか」というテーマのもと8つのグループに分かれ、グループディスカッションを行った後、グループごとにまとめた意見を発表しました。

特別授業の様子

参加した早稲田実業学校高等部の生徒さん コメント
企業の社長から直接話を聞けたことは貴重で、特に「目標や夢を大切にすること」の重要性を感じました。グループディスカッションでは、対等に話そうと努力しましたが、経験不足から自分の意見を十分に発信できなかったことに悔いがあります。今後は意見を積極的に伝えられるようになりたいと感じました。 社長方から「目標や夢を大切にすること」が聞けたのは、これから社会に出る私にとって大きな支えとなる言葉でした。これまでは、自分の夢や目標を追うよりも、企業から求められることに応じた方がリスクのない生き方ができると思っていましたが、「目標に向かって進んで良い」と背中を押していただけたことが、とても嬉しかったです。(早稲田実業学校高等部2年 西松羽華さん)

特別授業では、学校や部活以外の場で、豊富な経験を持つ方々から話を聞けたことが貴重で、社長とのグループディスカッションも非常に有意義でした。社会人の方々とグループディスカッションをするのは初めての経験で、不慣れなためにうまくいかなかったと感じることもありました。しかし、こうした経験を重ねていくことで、将来社会人になったときに役立つことになるのではないかと思います。(早稲田実業学校高等部2年 佐々木脩太さん)

学校では社長の方々と話す機会がないため、今回このような社会課題を考える授業は貴重な体験でした。グループディスカッションでは、さまざまな世代の方々から新しい視点を持つことの重要性を改めて教えていただきました。何事も取り組んでトライし、失敗を重ねることでこそ、様々な社長や企業家が存在するのだと改めて実感しました。さまざまな社長の失敗エピソードについて聞けましたが、さらに多くの失敗エピソードを聞きたいと思いました。成功よりも失敗から学ぶことが多いと感じており、その後どのように立ち直り、信念を貫いてきたのかをぜひお聞きしたいです。(早稲田実業学校高等部2年 髙橋洸稀さん)

・今後の予定
起業ゼミ内での活動や授業枠内での社長講演、グループワーク、アワード審査の実施など

■早稲田大学系属早稲田実業学校
数学科 教諭、教育戦略室(カリキュラム・マネジメント / 高大連携)
総合プロジェクトリーダー
鈴木 祥之 氏 コメント

「生徒たちをこのような場に連れて来ることができたことがとても嬉しいというのが素直な感想です。グループディスカッションでは、社会人や大学生と一緒に1つのテーマについて話し合う中で、多様な考え方を学ぶことができ、非常に有難い経験でした。私自身もグループディスカッションに参加し、同じグループに作家さんなどがいて、さまざまな分野の方々とつながることができたのも、学内ではなかなか得られない貴重な体験だったと感じています。今回の経験を活かし、今後の学校での学びに結びつけていければと思っています。」

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