MY CEO AWARD 2023 FINALIST Pitch~株式会社アイフィールド 二村伸紀 社長(大阪)
2023年11月15日、東京・恵比寿ガーデンプレイス・ザ・ガーデンホールにて行われた、Z世代が選ぶ“推し社長”No.1決定戦【MY CEO AWARD 2023(マイシーイーオーアワード)】ファイナルステージ。全国からエリア1位に選抜されFINALIST7となった7名の社長が総勢450名以上の社長&学生の前でおこなった5分間のピッチ内容を紹介するCEOレモンスペシャル企画。ピッチテーマは「事業を通してZ世代と叶えたい夢」。ここでは株式会社アイフィールド 二村伸紀社長(プロモーション企画運営業・大阪)のピッチをご紹介します。
~Pitch Report~
我々アイフィールド、そして私が成し遂げたい夢、それは日本一ワクワクする会社になるということです。そのために13個の目標を掲げました。中でも若いメンバーの方々と成し遂げたいのが、ワクワクする新規事業100個を生み出すことです。事業規模などは自由で、誰かのためになることをしていきたい、そんなふうに考えております。
ただ、こんなに大きな夢を持っている私も、実は20年前にはホームレスでした。その状況から今なぜ経営者をやっているのかということを少しお話ししたいと思います。
大学を卒業したあと、テレビ制作会社のADとして社会人になりました。ハードワークで、月に30日の出勤、週5日は泊まり込み、徹夜は日常茶飯事。そういった中でいつしかうつになり、3年半でADを辞めました。するとギャンブルにはまり、無気力になった状況の中で財布を捨てられる事件に遭います。無一文になり家賃が払えず、追い出されてホームレスになってしまいました。
ただ、そこで人生を変える出会いがあったんです。そこに落ちていた求人誌。そこで営業という仕事に出会いました。営業の世界は本当に大変ですが、お客様からありがとうという言葉をたくさんいただく経験をし、本当に嬉しかったんです。もっともっとお客さんのために仕事がしたい。本当に欲しかったのは、お金じゃなかったと気付くことができました。そして、その理想を実現するためには起業するしかないと思ったんです。当時の私は勢いだけで前に進んでいましたので、そのまま会社を辞めて東京に出ました。ネットカフェで過ごし、またホームレスのように。100円しかない状況で1週間どうやって過ごすんだという時もありましたが、たくさんの仲間に出会い、売り上げもどんどん上がりました。もちろん、私の未熟さで売上が半減したり、スタッフが半分辞めたりと、本当に失敗ばかりしましたが、何とかここまで来られました。
やりがいを感じれば人は変わります。今、若い世代の人達はやりがいを感じられない人が多いというようなニュースも聞きますが、そんなことはないと思っています。人は必ずしも何者かになりたいという思いを心の中に秘めているのではないでしょうか。それを認めてくれない周りの人や絶対に勝てないという天才に出会った時、自分の価値観なんか誰にもわかってもらえない、そういうふうに思ってしまい、コンプレックスを抱えてしまう。ただ、このコンプレックスが大事なもので、コンプレックスを持った人がやりがいを感じると、その反動で大きなやる気や喜びを爆発させることができます。
我々アイフィールドが掲げている日本一ワクワクする会社になるというこのビジョンは、そういった起爆剤になるような目標になっています。そのやりがいを得るためにやること、それは挑戦し続けるということです。挑戦を続ければ苦しいし失敗もします。でも、だからこそ成功した時に自分たちが最高の喜びを感じることができるんです。
アイフィールドはそういった思いをたくさん持てるような人達を世の中にどんどん出していきたい。それが我々の社会貢献です。何物でなくてもいいです。自分の大切な人が、あなたといたらワクワクすると言ってくれる。そんな人生になれば、それが最高の人生の価値だと思います。
是非皆さん、アイフィールドをこれからもよろしくお願いいたします。
御清聴ありがとうございました。
※MY CEO AWARD 2023ファイナルステージでFINALIST(近畿エリア代表)として行ったピッチ内容を記載
※MY CEO AWARD詳細はこちら https://shacho-chips.com/award/myceoaward/